こんばんは、ゆとり金融マンです。
突然ですが、私たちビジネスパーソンや、パート勤務の方々は、
何の対価として報酬(給料)を貰っているのでしょうか?
それは、時間✖︎労力を切り売りした労働の対価です。
いわゆる労働収入と呼ばれ、多くの方はここからの所得に頼っている状況です。
今回は、”労働収入以外にもお金を働かせて収入を得ることが出来る”
ということを解説していきます。※ビジネスパーソン=性別を問わないサラリーマンを指す表現
投資未経験、資産運用してみたいけどなかなか踏み出せないという方の背中を押す内容となっておりますので、是非最後まで読んでいただければと思います。
ちなみに、本記事のタイトルを見て
“何言ってるんだ”という方と、“はいはい、当たり前だね”という方に分かれると思います。
前者の方は、記事を読み終えたら、深く考えずにまずは、証券口座を開設してみましょう。
なお、オススメは手数料の安いネット証券です。例えば、SBI、楽天、マネックス証券(私はマネックスを使用)
それではさっそく「お金に働いてもらう」ことについて説明していきます。
お金に働いてもらうとは
実は、皆さん既にお金と共働きしてることを知っていますか?
要するに、先程触れた労働収入以外にも収入源があるということです。
パッと答えが出てきますでしょうか?
それでは、ヒントです。
ほぼ100%の人が銀行にお金を預けていますよね?
もう分かりましたね、答えは預金額に応じて付いてくる”利息”です。
なお、今はマイナス金利政策下なので、
皆さんがお持ちの普通預金に対する金利は、0.001%です。
恐ろしく低いですよね。
仮に利息で年間1,000円貰いたいとすると、1億円の元手が必要になります。
厳しい現実をお伝えしましたが、金額は少ないとはいえ1円でも収入が増えれば嬉しいですよね。
しかもそれが、
自分が働いている時間以外にも関わらず増えたらさらに嬉しいですよね。
まさにこの考え方が”お金に働いてもらう”ということです。
お金を効率的に働かせる方法
我々は既にお金を働かせているとはいえ、銀行の利息では、ほぼ増えることはないというのは実際の金利を知らずとも体感しているところですよね。
それでは、効率的に働いてもらうためにはどうしたら良いのでしょうか?
回答は単純で、より利回りの高い先にお金を投資することです。
投資先は、株・債券・不動産・金・コモディティ等たくさんあります。
株式に焦点を当ててみると、年間の平均利回りは5%前後と言われています。
先程紹介した銀行預金に対する利息0.001%の5,000倍の利回りです。
銀行に預けているだけの方は、少額からでも投資を始めてみることをオススメします。
ただし、当然投資とリスクは切っても切り離せません。買った株式が次の日にはマイナスに転じること、投資元本を割ることもあります。
個人投資家には、最適な投資先に最適なタイミングで投資することは正直難しいです。
「だから資産運用はしたくないんだよね。」「銀行に預けてればリスクはないし。」
と判断してしまう方もいます。
本当にそうでしょうなのか?
銀行に預けておけばリスクはないのか
結論、銀行預金に預けるだけでもリスクはあります。
そんなはずないと思った方もいるかもしれませんが、以下3点説明していきます。
インフレリスク
近年「デフレ脱却」と政府も謳っていますが、
仮にインフレーションが発生した場合、
物価が上がり、お金の価値は目減りします。
インフレ率が銀行の金利(0.001%)を上回れば、銀行に預けているお金の価値が下がるのは
なんとなく想像出来ますよね。
言い換えると今の100円は将来の100円とは限らないということです。
銀行の経営破綻のリスク
銀行は安定しているから、倒産はないと考える人も多いのではないでしょうか?
かつて、バブル崩壊後の金融危機で大手銀行の経営破綻は実際に起きています。
銀行が経営破綻になっても、私の預けているお金だから全額返して貰えると思っている方もいるかと思いますが、残念ながらそうではありません。
ペイオフ制度の範囲内でしか自分の資産は守って貰えません。
ペイオフ制度:
1融機関1預金者あたりの元本1,000万円までと、その利息等が保護される制度
機会損失のリスク
安定を求めるばかり、ローリスクばかり選択していると、
仮に別の投資先にお金を回していた場合とは大きく資産価値が乖離します。
言い換えると、
お金を増やすチャンスが目の前にあるのに見て見ぬふりをしているような状態です。
上記3点から、銀行にお金を預けていれば、安定しているのは間違いないものの、リスクがないとは決して言えないことを理解いただけたかと思います。
いつから始めるべきか
一般的には20代〜30代から始めると良いと言われており、若いうちから資産運用をすることが推奨されています。
中にはもう遅いかなと感じている方もいらっしゃるかと思います。
決してそんなことはありません。
今から始めましょう。
なぜなら、今日が人生で1番若い日だからです。
もちろん、リスクの取り方は20代と50代とでは異なります。
何も若い世代のように株式の比率を高めにして、リターンを求める運用スタイルをとる必要はありません。
債券の割合を増やしたり、より現物で価値を感じたいのであれば金に投資することも出来ます。
記事冒頭部分の繰り返しになりますが、今すぐ証券口座を開設してみましょう!
・労働収入には限界があり、別の収入が必要
・資本収入を作って、お金にも働いてもらうことで人生にゆとりをもたらす
・今日より若い日はないのだから、まずは証券口座を作る第一歩から始めてみる
今回の記事では、全体像をお示ししましたが、今後より具体的な運用方針やマインドセットを紹介していきますので、お楽しみに。